いたわりのある医療の実践と手厚い看護で快適な入院生活を

苫都病院は「痛みのわかる医療」を理念に掲げ、外来診療では「真心のある医療」、介護患者には「快適な入院生活」、そして「地元地域に密着したかかりつけ医」を実践してきました。
外来では、生活習慣病を始めとする一般内科、消化器系疾患（胃・大腸・肝臓・胆のう・すい臓）の内視鏡的検査と診断を行い、特に胃がんや大腸がん、前立腺がんなどの早期発見に努めています。また、かかりつけ医として小児科や循環器科領域にも対応しています。

2000年4月の介護保険制度導入を機に、全82床の入院病棟を「医療療養型病床」24床、「介護型病床」58床に再構成しました。介護病床は要介護1～5の方を対象に、入院患者6人に1人の看護スタッフと、4人1人の介護補助者が対応し、医療病床は入院患者4人に1人の看護スタッフと、4人に1人の看護補助者が対応しています。「床ずれ」などを起こさない手厚い介護を実施しています。

また、王子総合病院や苫小牧市立総合病院などとの「病病連携」を行い、急性期後の療養入院患者を積極的に受け入れております。
隣接する敷地内には関連施設として、介護の各種相談を行う「苫都病院指定居宅介護支援事業所」、「苫都病院訪問介護ステーションわかくさ」、通所介護施設「苫都病院デイサービスセンターわかくさ」があり、高齢社会に応えた介護保険サービスを提供しています。

お年寄りにはやさしくいたわり、家族のように接する医療の実践を心がけています。生活習慣病などお気軽にご相談いただければと思います。